合宿免許で免許取得するまでのスケジュール
合宿免許で免許を取得する際の流れを紹介します。うまくいけばこんな感じで免許を取得することができるでしょう。
合宿免許のシミュレーション
合宿前日
明日から合宿免許です。忘れ物がないか確認しましょう。
いよいよ明日から合宿教習所生活。15日間という短い間だけどドキドキしますね。「運転免許試験を一発で合格することができるかな」「教習所 の先生はどんな人かな?」「他の人とうまくやれるかな」「たのしい思い出ができるかな」…思えば不安と期待がいっぱいでしょう。
合宿免許の前日はなかなか寝ることができないと思います、出発する前に必要な書類や身の回り品の忘れ物がないか必ず確認 をしましょう!
第1段階
合宿免許 1日目 入校手続き・適正検査
自動車教習所に到着後、入校手続きします。そこで15日間の教習生活に関する講習が行われます。そして、適性検 査 性格などに関する簡単なテストを行います。
学科教習 | 本格的な技能教習が始まる前に、運転者の心得など運転に関する最低限必要な知識を身につけます。 |
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技能教習 | 1日目は安全に運転するための基本動作を学びます。正しい運転姿勢やクラッチやブレーキ、アクセルペ ダルなどの運転装置の使い方理解し、正確に操作できるようにする教習が行われます。 |
合宿免許 2日目〜4日目 坂道発信・狭路走行・踏切の通過
合宿2〜4日目はやっと運転に慣れてきたころです。ここから本格的な教習が始まります。
坂道発信 |
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技能教習でも難しいとされる教習です。MTなら、半クラッチで3000回転ぐらいでアク セルを踏みます。アクセルは踏みすぎず、弱すぎずで、この感覚が身に付くまで練習をします。(※「半クラッチ」とは、「半分クラクション」を鳴らすことではありません 。間違わないようにしてください! |
狭路走行 |
ここでは、クランクやS字といった狭い道を走行する教習を行います。クラッチ操作と 低速でうまく速度調整して、通り抜けましょう。(※ここでは、内輪差が重要になります。乗り上げないように気をつけましょう) |
踏切の通過 |
踏切の前は必ず一時停止をします。ギアチェンジをせず通過します。 |
合宿免許 5日目〜8日目
合宿生活も慣れ始め、合宿仲間もできるでしょう!教習は、これまでやったことをひたすら反復して体で覚えましょう!
合宿生活にも慣れてきて、合宿所の周辺にはショッピングセンターやブックショップ、カラオケ、ボウリング場と娯楽施設があります。また、合 宿所周辺の観光名所を合宿所で知り合った仲間と一緒にいってみるのもいいでしょう。
合宿9日目
順調にいくと初めての検定試験・修了検定があります。ここで合格をするといよいよ 2段階路上研修が始まりまります。2段階目指してがんばりましょう。
修了検定は前半の総集編です、坂道発進、狭路走行、踏切の通過、第1段階で身につけた教習の成果が試されます。まず初めに技能試験が行われ 、合格すると学科試験が行われます。実技、学科とも合格すれば、仮免許が交付され、第2段階に進むことができます。
さあ、ここで今までの成果が試されます緊張せずにリラックスしましょう!
第2段階
合宿免許 10日目〜11日目
さあ、2段階目です。ここからが本番、緊張の路上教習の始まりです。
路上は、教習所場内の管理されたコースとは違い、実践です。仮免許といえども、場内にはなかった一般の自動車も走っています。他の交通にも 気を配り、標識や標示を見落とさないように広い視野を持つようしましょう!(※初めての運転です、緊張すると思いますが、リラックスして運転することを心掛けましょう 。)
合宿免許 12日目〜14日目
路上駐車・車庫入れ・縦列駐車・急ブレーキ体験・自主走行の実践
路上駐車 |
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路上での駐停車は他の交通を妨げないように配慮する必要があります。また、駐車できる場所かどうかを確認するこ とも忘れず行いましょう。(※速やかに「ウィンカー」を出し「ハザード」を付けゆっくりと停車をしましょう。 ) |
車庫入れ |
駐車するには、車庫に入れる技術も必要となってきます。特にバックは前進と車の動 き方が違うので注意が必要です。 |
縦列駐車 |
狭い駐車スペースへ車をバックさせながら車を駐車します。(※車を切り返すタイミ ングがポイントです。前後を確認しながらゆっくりと駐車しましょう。) |
急ブレーキ体験 |
路上にはどんな危険があるかわかりません。とっさのための急ブレーキの練習も行い ます。(※かなりの衝撃です、歯を食いしばりましょう。) |
自主走行の実践 |
指導員の指示がなくても、安全に運転できる知識や操作が身に付いているかを確認します。いよいよ路上教習の仕上 げ段階です。 |
合宿免許 14日目・15日目
高速教習 |
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ここが第2段階最後の難関です。怖がらないようにスムーズに流れに乗るように心がけましょう。本線車線へ の進入は加速車線で思い切り加速して、高速の流れに乗るようします。いったん流れに乗ってしまえばお手のものです。 |
合宿免許 16日目
今日で最後の合宿免許での教習です。いままで身に着けた知識と技術を最終確認しましょう。卒業検定に向けてこれまでの教習の成果を発揮し落ち着いて運転をしましょう。今日で合宿生活も終わりです。これまでの教習で学んだことを思い出し卒業検定に合格できるようにがんばりましょう。
卒業検定に合格すると、修了証を受け取ることができます。あとは退寮の手続きを済ませ、帰宅の準備をしてください。
合宿免許のスケジュールの疑問の答える!
一般的な免許のカリキュラムと違い、合宿免許は短期間で免許が取得できるということを謳っています。
しかし内容としてはそれだけ短期間に濃縮するのでスケジュールも過密にならざるを得ないのが実情です。
一日どれくらい教習があるの?
というと1日目は説明から始まっていきなり教習が始まります。
※教習所によっては最終時限の20時頃まで行います。
短期的だと最初のうちは苦労しがちですが、仮免許を取得した後はスケジュールも比較的緩やかになります。
仮免許までの第一段階と、卒業試験までの第二段階の時限数を説明すると、
学科教習はMTもATも26時限分、技能教習はMTが34時限分でATが31時限分とATのほうが少なくなっています。
では、技能教習では一日何時間も選択して車を運転できるのかというとそうではありません。
一日どれくらい教習があるの?
というと技能教習は最大でも3時限分と大体の教習所で決まっています。
これは運転による疲労を考慮して事故を起こさないために、それ以上の時間は組まないようにしているのです。
仮免許を取った後は一日どれくらい教習があるの?
というと日を経るにつれて3時限分だったり4時限分だったりと時限数も少なくなります。
ちなみに合宿免許はスケジュールがあらかじめ組まれているので仮免許に落ちるとまたスケジュールが組み直されます。スケジュールは教習所側が組みなおしてくれるので、一般的に行われている「技能教習の予約を自分でする」といった心配はありません。
短いところですと2週間で本免試験に臨むことになります。卒業試験は仮免許の時とは違って学科試験がありません。
なので、卒業試験は技能のみで、合格すればそれで合宿は終了となります。
合格した後は最寄の免許センターで学科試験を受けて晴れて免許取得となります。免許センターの近くでは本免試験用の塾もありますので、学科に不安があるという方は利用することをおすすめしますよ。